先輩社員紹介

社員の75%以上を理工系学科の出身者が占める技術者集団


仕事を遊ぶぞ!!

キャリア5年目<地震・防災分野製品の若手ホープ>


現在私は、防災システム部という部署でSEをしています。主に自然災害をターゲットにして、観測システムの構築を行っています。実際の仕事内容は、案件ごとの仕様の作成から完成してお客様へお納めするまでの一連のプロセスの管理と、技術的な個々の商品に対する対応などです。 

まだ案件を全てひとりでこなしているわけではありませんが、将来的には1つの案件で全てのプロセスと発生する諸問題に対応できるように日々努力しています。 

 

仕事の面白いところは、センサ―の計測システムを構築する際に、ソフト面、ハード面両方を触れられる点や、現場に出てお客さまと技術的なやり取りができる点などが非常に魅力的です。また、納めた製品は実際の自然災害の計測に使用され、自然災害から人的被害を守るための指標として使用されるため、社会的にも大変意義があり誇りある仕事であると実感しています。


専攻科目を仕事に活かしています!

キャリア4年目<主力製品の改良設計を担当>

当社は、産業用計測器などの製造を行っているものづくりの会社です。 

ものづくりには様々な工程や作業がありますが、その中で私は回路設計を担当させていただいています。 

回路設計といえば、製品の仕様を満たす電子回路を設計し、その回路を動作させるために必要な部品を選定するという仕事内容をイメージされることが多いと思います。もちろん、それらは回路設計の主要な仕事内容ですが、設計するだけではなく設計した回路が実際に基板という形あるものとなった時に、それが仕様通りに動作するかどうか確認することも重要な仕事のひとつとなります。

基板が思った通りに動作しなかった場合は、その不具合の原因を突き止め、解決策を考える必要があります。不具合が見つかる場面は、できあがった基板をチェックする時だけでなく、装置に組み込み、他の基板とあわせて動作させたとき、静電気試験や温度試験などの環境試験を実施したとき、出荷検査をしたときなど、多岐に渡ります。不具合のない基板を設計することが基本となりますが、予期せぬ不具合に対応するためにも回路を設計してから製品として完成するまで、常に設計した基板やそれを組み込む装置に関わっていきます。

こうして設計から製品の完成まで関わっていくことがものづくりをしていると実感できるこの仕事の魅力であり、やりがいであると感じています。

入社した当初は、最初から回路を設計するのではなく、回路図の修正や生産終了となった部品の代替品選定といった仕事を任せていただきました。それらの仕事を通じ、回路図や部品の資料を見る機会を与えられたことや、先輩方に指導をいただいたことで、回路や部品についての知見を深め、徐々に設計業務へステップアップできました。